ハングリー精神が企画営業の真髄

自分で現場に足を運ぶ。自分の目でニーズをつかむ。激しい変化の時代の中だからこそ、新しい切り口のニーズを発見できる。そしてニーズの発見だけで終わらせない企業化の努力の積み重ねが、いまのともやをかたちづくっています。目のつけどころをちょっと変えてみる。それだけで見えなかった部分が見えてくる。そして的確に将来を予見して成功した例がともやには沢山あります。

とにかくおいしいものを食べてもらいたい。そのための努力は全員が惜しまない。社長以下ともやの社員はこの共通の目標の実現のために毎日を送っています。しかし味は時代とともに変化し続け、また時代は味わう人間を変えて行きます。それにともなって「おいしいもの」も変化し続けます。だからともやの共通の目標には到達点がありません。従ってともやの社員は常に目標を追い続けなければなりません。ハングリーな精神で、味を探し出し作り出そうとする立場から考える。味に質を求めるお客様がある限り、ともやの企画営業は存在します。ジャンルを超えたメニュー提案。食の常識への果敢なチャレンジなどなど、時代の要請とお客様の支持に応えるためにその仕事は、一時も怠ることができません。自ら動きお客様との商品のやりとりや会話を通して情報を仕入れ、常に気になる食品は試食して、感じとり確かめる。自分の五感をアンテナにして、敏感に反応する。企画営業は、ビビッドな感性の仕事です。

ともやの人は「考える人」です

ともやは、開発、加工、営業、業務、広報・販促、流通などさまざまなジャンルに従事する男女によって支えられています。そしてどの人も「考える人」。新商品作り、メニュー開発、得意先との優良な関係作りなどさまざまな領域でアイディアをふるっています。ともやには企業として有能な人材を育て上げる役割はありますが、アイディアフルな才能は社員個人個人の努力や自由な発想・創意工夫の努力によって高めざるをえません。しかしながらともやは恵まれています。ともやの社員は自分自身の成長のために自分自身でいろんなコト・モノに挑んでいます。トップダウン型でオリジナリティーを出せ、アイディアを出せというお仕着せな企業風土はともやには幸いにもありません。

考えることを実践し続けてきたともやの歴史をひもとくと、そこにはさまざまな個性的な発想がひしめいています。例えば、小さいうちに間引かれるほたての稚貝を使ってみてはどうか。おいしい日本酒で蒸してみてはどうか。活きたままで新鮮なうちにボイルしてみたらどうか。ホタテにスモークという手法を用いて、新鮮素材と味を香気で包み込んでみたらどうかなど商品にかかわるアイディアは、どれも今までの常識を覆えすような大発見となり、ともやの誇る「黄金ホタテ貝」「黄金スモーク」「酒むしホタテ貝」「冷凍貝柱」としてともやの企業的成功につながっています。また商品アイディアばかりでなく、加工の現場で、営業の現場で、経理・業務の現場で、人と人、人とモノの関係から、時間の過ごし方にいたるまで、自由な環境の中で、その人ならではの発想に基づく個性的な提案が常になされ実行されています。